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私とライフセービング

Vol.10 – 内田 直人 / Naoto UCHIDA

2020.11.23 (Mon)

海が好き、何か人のためになれる活動がしたい!?
そんな適当なきっかけから始めた「ライフセービング」。泳ぎが苦手な私は週3あったプール練が大嫌いで、何度も行くのを止めようと思いました。先輩方からの教えもあり、逃げずに頑張り、無事ベーシックライフセーバーの資格を取得し、大学1年時最初のパトロールに従事しました。それから27年、「ライフセービング」は私の人生において無くてはならない存在となりました。

大学や勝浦ライフセービングクラブの活動では、パトロールに必要な、BLS・ファーストエイド・バックボード、ボードやチューブのレスキュートレーニングなど、救命・救助に関わる様々な知識や技術を学びました。さらに学んだ知識や技術を多く人たちに普及したいと考え、インストラクター資格を取得し、講習普及してきました。また、当時、恩師の山本先生から言われた言葉が「学ぶことを止めたとき、教えることを止めなさい」と言われ、日々学ぶ姿勢や習慣を教えていただきました。
大学時代からライフセービング競技にのめり込み、主にサーフスキーレースやパドルボードレースに参加し、今も現役選手として続けています。2005.2013.2014年の全日本ライフセービング選手権 サーフスキーレースでは優勝することができました。また、職場も「ライフセービング」がきっかけで人助けにつながる会社に就職することができ、公私ともに「人のため」になる環境を与えていただきました。

ここ10年間は、講習普及委員会として、講習会テキスト作成やカリキュラム構築、インストラクター養成に携わったり、スポーツ本部長として、ライフセービング競技推進にも携わらせていただきました。最近では、防災対策室として「防災教育」や「津波避難」などについて普及しており、平時から「いのちを守る」活動を進めております。

きっかけは様々ですが、皆さんも是非一緒に「ライフセービング」をしませんか?
ライフセービング経験者の皆さんも、また活動に携わりませんか?
https://jla-lifesaving.or.jp/
直接、携わることができなくても構いません。水辺の事故ゼロに向けて、このような活動の支援として、ご寄付を賜ることができましたら幸いです。
皆さま、是非ともよろしくお願いいたします。

内田 直人
Naoto UCHIDA

公益財団法人 日本ライフセービング協会理事/防災対策室長
勝浦ライフセービングクラブ
辻堂ライフセービングクラブ/理事
国際武道大学ライフセービングクラブ卒業

皆さまからのご支援が
水辺の事故ゼロへつながります

皆さまからのご寄付はWater Safety教育の普及事業などに活用します