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海やプールで溺れない身近にある水辺の事故

身近にある水辺の事故

河川・プール・池・湖沼・お風呂・洗濯機

海だけじゃない!水辺の事故は色々なところで起きます。ここでは子供の日常生活の身近にある、水辺の注意点を紹介していきます。

河川

自力では逃れらない場所も

どんな河川の水も、最後には海へ流れ込んでいます。傾斜によって水流の速さが違うだけではなく、同じ川の水流でも水底の地形や川幅、カーブなどにより流れが変わります。河川では、常に一定方向への流れと、水圧が生じるため、はまってしまうと自力では逃れられなくなる危険な場所があることを理解しましょう。流されるときは、流れの下を足側にすると、頭をぶつける危険性が低くなります。反対岸に泳ぐときは、真横ではなく、上流ななめ45°に向かって泳ぎましょう。

プール

プールでも毎年事故は起こっています

プールは基本的に流れ等がないので安全だと思いがちですが、プールでも毎年事故は起こっています。

  • 【水深】
    泳力が低い場合には、足の届かない水深には注意です。また、浅すぎるときは、飛び込まないように注意しましょう。
  • 【赤台】
    水深をカバーするために使用されますが、赤台の下にはまってしまうと、抜け出せなくなることがあります。こまめに赤台の下をチェックしましょう。
  • 【プールサイド】
    裸足で歩く所なので、鋭利なものが落ちていないか、タイル剥がれ等がないか常に点検をしましょう。また、濡れていると滑りやすいので、走らないように注意しましょう。

池・湖沼

いきなり飛び込まない

池や湖沼では、水底の地形が見えない、分からないことが多いです。入る際にはいきなり飛び込まずに、以下のやり方が望ましいです。(スライド・イン)

  • 水際で水中の様子を見る
  • 座りながら足だけを水の中へ入れる
  • 両腕で身体を支え反転し、上半身を岸へ残す
  • 岸際で両腕の力を使い、肘を曲げながらゆっくりと下半身を水中へ入れる
  • 両手を最後まで離さず、上半身をゆっくり滑らせながら水中に入り、全身を水の中へ移動させる