東日本大震災から8年。阪神・淡路大震災・東日本大震災・熊本地震などの地震災害の被害経験を経て、日頃からの「備えや心構え」が被害を最小限に減らす行動として重要視されています。特に「自助」、「共助」を中心とした努力がとても大切です。 日本ライフセービング協会では、水辺の事故ゼロを目指すと共に、防災教育を通じた防災・減災活動を推進しています。
日本ライフセービング協会
防災対策室
大地震の備えとして、皆さん次の10項目はいかがですか??
〜地震被害を減らすためのチェックリスト〜
⬜︎ 地震の大きさは、震度とマグニチュードで表されます。震度はある地点の揺れの大きさを示したもので、マグニチュードは地震そのもののエネルギーを表す単位です。震度階級は「0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7」︎の10段階あります。
⬜︎ 緊急地震速報は、強い揺れ(震度5弱以上)が予想されるときに、地域及び震度4以上が予想される地域に伝えられます。
⬜︎ 過去の災害では転倒・転落による被害が多発しています。お家の家具などの転倒防止や地震が起きた時の出火防止するための準備をしましょう。
⬜︎ お家の中での安全に避難するために、寝室に靴やスリッパ置き、避難時は速やかに履いて避難するようにしましょう。
⬜︎ 非常持ち出し用具の準備、避難方法や避難場所・経路など家族との防災・減災会議を行なうようにしましょう。また、避難場所には実際に歩いたり、走ったりしましょう。※職場や学校、海岸でも同様です
⬜︎ ご自宅や職場、学校や大学など、地域の避難場所やハザードマップを調べておくようにしましょう。
⬜︎ 災害時の安否を確かめる連絡方法として、メッセージボード・公衆電話・ 災害用伝言ダイアル171・携帯災害用伝言板・災害用伝言板(web171)を活用しましょう。※詳しくは携帯電話会社のホームページを確認しましょう。
⬜︎ 乳幼児・高齢者・障がい者・援助が必要な人は、本人と周囲の人たちで協力し合いましょう。
⬜︎ 海や川などの水辺の近くでは、津波や川の溯上が考えられるため、直ちに高台や津波避難ビル、津波避難タワーに避難しましょう。︎
⬜︎ 海岸利用者への伝達手段として、沖合の利用者に対し、ILS*では緊急避難時(Emergency Evacuation)の旗として、国際信号旗の「U旗」と同じ赤白の旗を推奨している。※地域によって掲揚する旗が異なることがあります。(*国際ライフセービング連盟)