津波フラッグにおける選定・普及活動を通じて、津波災害の防止・軽減に向けた取り組みに対してその功績を評価していただき、気象庁長官名で感謝状を頂戴いたしました。
赤と白の格子模様の旗である「津波フラッグ」。
この旗は、聴覚障害者のご協力のもと、実際の海水浴場で視認性の検証を行ったうえで選定されました。
他にも、赤旗、オレンジ旗などの複数の色彩・デザインの旗を用いて検証を行いましたが、この旗が最も視認性が高く、また、選定にあたっては、赤色が見えにくい人にも視認性が高いこと、海からの緊急避難を呼びかけるものとして国際的にも認知されていることも考慮されました。
一方で、全国の海水浴場を有する446市町村のうち、津波フラッグを導入している市町村数は63にとどまっています。
(令和2年2月時点、気象庁調べ)
今後は、より多くの海水浴場等で津波フラッグが活用され、また、より多くの方々に津波フラッグを知っていただけるよう、継続して取り組んでいく必要があります。