公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)では、全国の水難事故ゼロを目指し、溺水事故防止活動に取り組んでおりますが、飲酒の原因による水難事故が後を絶ちません。
2012年~2018年の間、JLA認定ライフセーバーが活動した約200箇所の海水浴場からの救助報告によれば、事故の人的要因では飲酒が約8.7%(2012年~2018年の平均値)で、中でも心肺停止状態の重症者のほとんどは、飲酒後、遊泳していることが報告されています。
そこで、JLAは海水浴場での飲酒による水難事故の撲滅と飲酒マナーの向上を目指し、「飲んだら泳がない」キャンペーン2019を実施致します。
「飲んだら泳がない」は大人が確実に行動できる溺水防止です。このキャンペーンはJLAの活動趣旨に賛同いただいたサッポロホールディングス株式会社様より協賛いただき実施しております。
キャンペーン実施において、神奈川県三浦市と千葉県御宿町をライフセーバーが表敬訪問させていただき、この活動取り組みの趣旨をご案内させていただきます。また、他の地域でも、ライフセーバーが遊泳客の皆さんへ、キャンペーンうちわの配布を行い、啓発活動いたします。
海水浴場でJLA認定ライフセーバーからの声かけがあった場合、ぜひ耳を傾けてください。
なぜ飲んだら泳いではいけないのか? コチラ ←click
【飲んだら泳がないキャンペーン2019】
■名称:「飲んだら、泳がない」キャンペーン2019
■目的:飲酒による水難事故の撲滅と飲酒マナーの向上
■主催:公益財団法人日本ライフセービング協会
■後援:海上保安庁
■協賛:サッポロホールディングス株式会社
■協力:三浦市、三浦海岸海水浴場運営委員会、御宿町、一般社団法人御宿町観光協会、御宿ライフセービング、三浦海岸サーフライフセービングクラブ
■キャンペーン期間:2019年8月1日(木)~8月31日(土)
【キャンペーン表敬訪問】
2019年8月2日神奈川県三浦市 吉田市長表敬訪問、三浦海岸海水浴場で注意喚起
2019年8月6日千葉県御宿町 石田町長表敬訪問、御宿中央海水浴場で注意喚起