新たなグランドデザインの策定
2015年12月に発表したグランドデザイン(以下、旧グランドデザイン)は、当時 NPO 法人のビジョン・ミッションを遂行するために、短・中・長期的な視野に立って取り組んでいく具体的・実践的なアクションプランが必要である考え、2015年に「JLA グランドデザイン 2061」を作成しました。
これは、現在のライフセービングの原点とも言える1963年よりおよそ100年後にあたり、かつJLAが設立された1991年から70年目の節目となる「2061年」をJLAの最終的な到達地点としたものであり、ライフセービングの歴史が100年を過ぎたオーストラリアをモデルとし、日本の現状と比較した将来の理想像として定めたものでした。
あれから月日が経ち、旧グランドデザインの「2021年短期目標」がどこまで達成したかをレビューし、さらにはNPO法人から公益法人へと生まれ変わったことにより社会から求められる事業の変更も踏まえて、新たな「JLAグランドデザイン2061 Ver.2」を作成しました。
新たにアクションプランを2031年、2041年、2061年の3段階とし、これを合わせてグランドデザインとしています。これにより、水辺における安全知識と技能を広め、誰もが安全に楽しむことのできる社会の実現へ繋げて参ります。