夏真っ盛り! 海や川、湖、プール、水辺のアクティビティが楽しい8月です。これまで、水辺の事故防止について「知ったこと」「身につけたこと」を実際に行動して、安全に水辺を楽しんでください。
8/1 ~ 8/18 「飲んだら、泳がない。」強化Week
お酒を飲んだら、絶対に水に入らないでください。大人が行動すれば、必ず溺水防止につながります。
どうしてお酒を飲んだら、水にはいってはいけないのか?詳しくは、日本ライフセービング協会のメディカルダイレクターが解説しているYouTubeをご覧ください。
海水浴場を安全に楽しむために
実際に海へいったら、どんなことをすると良いのでしょうか?元競泳日本代表選手の松田丈志さんが、替歌 JLA Water Safety ソングとともに、解説してくれました。
5つのチェック行動
いつも海や水辺に遊びに行くときには、ぜひ次の5つのチェック行動をお願いします。
1.情報
天気予報を確認し,気温,波の高さ,風の強さや向き,注意報,警報を確認しましょう
2.周知
誰とどこの海に出かけることを家族に伝えましょう
3.装備
日焼け止めやサングラスなどの紫外線対策、飲み物などの熱中症対策,そして水難事故防止策としてライフジャケットを活用しましょう。ライフジャケットは体のサイズにあったものを正しく着用しましょう。
4.観察
海に着いたら泳いで良い遊泳エリアか確認しましょう。すぐに入水せず、5~10分は海を観察しましょう。波の大きさによって突発的に離岸流が発生しているかもしれません。水深が深そうな場所は波の砕け方でわかる場合があります。風はどちらに吹いているか、旗などを観察しましょう。危険な場所がわからなければライフセーバーに聞いてください。もしもの自然災害に備えて津波避難時の避難経路も確認してください。
5.利用
どんなときも Keep Watch(目を離さない)が大事!お子さん連れの場合は、必ず大人が子どもと一緒に遊んでください。手の届く範囲で、目を離さないようにしましょう。大人が海の深い方へ位置するよう入水し、沖側に大人→子ども→砂浜の順番で位置関係をとっておくと、何かあったときにすばやく対応できます。家族やグループで来ている時は、お互いを見守ることを忘れないでください。グループ全員で海に入らず、誰かは海に入らないで見守ることや、2人組みのバディで遊ぶことも事故防止に有効です。
そして 飲んだら、泳がない。飲酒後の入水は絶対にNGです。他にも、熱中症や紫外線対策を忘れずに、休憩をしっかりとりながら遊んでください。