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私とライフセービング

Vol.9 – 山本 良徳 / Yoshinori YAMAMOTO

2020.11.20 (Fri)

「子どもが沖へ流されている!ライフセーバーさん助けて!!!」
この叫びを聞いたのは、僕がライフセービングを始めて、最初に海水浴場に行った週末の早朝でした。
水が怖くて顔もつけられない幼少期でしたが、縁あって「ライフセービング」に出逢わせてもらいました。当時は、京都府北部の舞鶴という地でクラブを一から立ち上げようという時期でした。正直、ライフセービングのことなど、全く知らなかったです。
それから、自分が助けることができなかった生命もあり、それを悲痛な表情で見つめる家族もありました。

誰もが楽しい思い出と共に家路についてもらいたい。自分にできることは微力ではあるけれど、少し頑張ること、それがたとえ小さなものであってもいつか大きなうねりに繋がると思って活動してきました。20年を経て、自分がやってきたことに共感して支えてくれる仲間が増え、仕事でもない、学校でもない、しかし、そこで出逢える人がいる、かけがえのない経験をすることができる。おかげさまで、ライフセービングを通じてたくさんの財産を頂けたと思っています。当たり前のように水の事故が報道される。日本におけるライフセーバーの環境はまだまだ十分なものではありません。ひとつの「文化」として根付かせていくために、今できることを今やるべき人が精いっぱいすること、そして、水辺の事故防止だけがライフセービングではありません。そこに関わることで全ての人の日常のライフセービングに繋がると信じています。この活動を支えてくださることで必ず、その想いが日本中のみなさんに還元されると思っています。それは今の世代でなく、次なる世代かもしれません。しかし、今を止めてしまうと誰もが愛してやまない未来への希望はありません。それぞれができるライフセービングを未来のために・・・。

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山本 良徳
Yoshinori YAMAMOTO

特定非営利活動法人京都府ライフセービング協会 理事長
公益財団法人日本ライフセービング協会 プールライフガーディング委員会 委員
2000年に京都府舞鶴市でライフセービング活動を始める。
以降、京都ライフセービング、NPO法人化、NPO法人京都府ライフセービング協会設立、天橋立ライフセービングクラブ設立と組織改革をし、現在に至る。
NPO法人京都府ライフセービング協会

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