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私とライフセービング

Vol.64 – 宮澤 あみ / Ami MIYAZAWA

2025.03.31 (Mon)

私がライフセービングと出会ったのは、大学1年生の新歓でした。

3歳から高校生まで15年もの長い間競泳をしており、大学生活では一切「泳ぐことはしない」と決めていたのですが、気づけば素敵な先輩方に惹きつけられ、ライフセービングサークルに入会していました。

海とは無縁だった私ですが、ライフセービングを知れば知るほど魅力にハマり、大学生活のほとんどは海に捧げていました。これまで個人スポーツをしていた私にとっては、仲間と共に無事故を守ることへの達成感やスポーツを頑張ることが誰かのためになることが、すごくやりがいに感じていたのかと思います。

私はライフセービングの中でも、監視活動と同じくらいスポーツにも力を入れ取り組み、大学2年生からハイパフォーマンスチームに所属、日本代表強化指定選手としてトレーニングに励みました。
当時はイタリア遠征に行かせていただいたり、三洋カップ(国際大会)にも出場させていただいたり、振り返ればとても貴重な経験で、15年間苦しみながらも頑張ってきた競泳が活かされた瞬間でもあったのかなと思います。そんな中大学4年生、最後の集大成として私は1番の目標であった世界大会を目指していたのですが、ちょうどコロナが流行り始め、延期となってしまうという非常に悔しい現実を受け入れざるを得ない状況となりました。

それだけでなく大学4年生の1年間は、コロナ禍によって監視活動も大会も何もできない日々が続き、私自身ライフセービング活動に対する不完全燃焼もありながら、関わり方を見失ってしまう時期でもあったなと思います。

そうして社会人となった私ですが、社会人になってもやっぱり、純粋に好きな活動であることには変わらず、趣味で大会に出場したり、2〜3日監視活動に参加したりと自分のペースで関わりを持ち続けてきました。

私自身は紆余曲折あった中で今、映像クリエイターという職に出会い、独立して個人で映像制作を行っているのですが、私の活動を応援してくださっているライフセービング関係者の方々に声をかけていただいたことをきっかけに、現在は日本ライフセービング協会公認クリエイターとして、年間で行われているライフセービングスポーツ大会のプロモーション制作を担当させていただいています。

また、2024年8月には日本代表選手の密着カメラマンとして、オーストラリアで行われた世界大会にも帯同させていただき、世界で戦う日本選手団の活躍を届けるお手伝いをさせていただきました。私はそのプロジェクトに参加させていただけたことがとても感慨深く、大学4年生で選手としては叶わなかった世界大会という目標を形は違えど叶えていただけたことが本当に本当に嬉しかったです。

さらに同時期には、元ライフセービング競技日本代表選手の廣田亮さんにお声がけいただき鵠沼海岸にある老人ホームで、「ライフセーバー展」というものも開催させていただき、全国にいるライフセーバーからお気に入りの写真を集めたり、西浜に所属のユースのライフセーバーとご入居者様との接点の場を設けさせていただいたり、ライフセーバーがライフセーバー内に留まらないよう、外部との関わりを軸としたプロジェクトも担当させていただきました。

このように、ライフセービングの魅力というのは、様々な関わり方があることやそれぞれの強みが活かされることだと私は感じています。

その一方で、まだまだ知られていない現状があるとも思っているので、私自身ライフセーバーという存在を広めることはもちろんですが、ライフセービング自体がもっと身近なものとなるように、映像という形で多くの人の心に届けていけるよう頑張っていきたいと思っています。

宮澤 あみ
Ami MIYAZAWA

早稲田大学ライフセービングサークルOG
ハイパフォーマンスチーム 第11期生
鹿嶋ライフセービングクラブ所属
LWC2024JLAオフィシャルクリエイター

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