海にいると軽い脱水症状に
日光浴で体内の水分が奪われていく
海では通常より、紫外線を多く浴び汗をかくことで体内の水分を失っています。脱水症状になるため、飲酒をすると体内のアルコール血中濃度が上昇し酔いやすくなります。
また、お酒に酔うと判断力が鈍くなります。
お酒を飲んだ後に泳ぐと、疲れやすくなり、体温が急速に下がりやすく、激しい筋痙攣を引き起こす危険性を招きます。また、嘔吐をしやすく、肺の中に胃の内容物を吸収しやすいと言われとても危険な行為と言えます。
日本ライフセービング協会では、毎年全国のライフセーバーが監視活動を行っている海水浴場で発生した溺水事故の統計を取っていますが、遊泳中に溺れて心肺停止となった方のうち、飲酒をしていたことが明らかなケースは少なくとも全体の3割程度ありました。こうしてみると飲酒は溺水事故のリスクファクターであると考えられます。
自分だけは大丈夫と思っていませんか?
一杯ぐらいなら…と思いがちですが
毎年、飲酒が原因の水辺の事故は多く発生しています。溺れた友達を救おうとまた別の人も溺れる二次事故が起きます。私はお酒に強い!大丈夫!と思っていませんか?
紫外線を浴びた身体、水の力はいつもと違います。楽しく、一日を過ごし、無事に家族の元に帰るために、お酒を飲まない!
飲んだら泳がない!皆様も勇気をもって周りに伝えてください!