『東日本大震災から10年、防災教育としてのWater Safety。』
津波災害を想い、防災を考える。
東日本大震災発生からまもなく10年を迎えようとしています。
あの日私たちが目にした光景は、東北の方々が受けた悲しみは、今でも目に焼き付き心に残っています。多くの人々が受けた悲しみを私たちは今でも忘れません。
この震災によって亡くなられた方、被害を受けられた方に対して謹んで哀悼の意を表します。
マグネチュード9.0という巨大地震が発生し東北の沿岸部を襲った大津波によって、死者19,729名、行方不明者2,559名、負傷者6,233名1)という極めて深刻な被害をもたらしました。その死因うち90%以上は溺死によるものでした。2)
被災して生命を奪われてしまった多くの人たち、そのほとんどが溺れて生命を奪われたということ。その事実を知った私たち日本ライフセービング協会は、その事実に驚愕し、重く受け止め、水辺の安全教育「Water Safety /ウォーターセーフティ」の重要性を再認識し、この教育をしっかりと普及させることこそが我々の使命であると確信しました。
1)令和2年3月1日 消防庁 2)平成23年版防災白書 警察庁
私たち日本ライフセービング協会は、東日本大震災から10年を迎える3月11日までを「Water Safety Week」とし、津波災害に対して国民の意識が高まる期間を、水辺の安全教育や津波に対する防災教育の重要性を考える期間とします。皆さんと一緒にこれから必要な防災を考えていきたい。そう願っております。
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皆さまからのご寄付はWater Safety教育の普及事業などに活用します