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3.11 Water Safety Week 2021

『私たちにできる防災・減災~ライフセーバーからの発信~』

2021.03.03 (Wed)

『私たちにできる防災・減災〜ライフセーバーからの発信〜』

 

事故を未然に防ぐライフセーバー

現場に立っているライフセーバーは、水辺での事故を未然に防ぐことを目標に活動をしています。防災、減災という面で、私たちライフセーバーにできることはあるのでしょうか。

未然に事故を防ぐという観点で、ライフセーバーが行っていることを少しご紹介します。

夏の海水浴シーズンには早朝から海に入り、海からの情報を集めます。「いつも水中にある大きな岩は今日も同じ場所にあるだろうか」「今、浜辺で遊んでいる子どもたちが海に入った時には、どのくらいまで足がつくだろうか」「この波の高さで救助に向かう場合は、どの救助資機材を使うのが確実だろうか」「今日の監視活動メンバーで誰をどこに配置するのがベストなのか」様々なことのシミュレーションをしながら刻一刻と表情を変える海を感じています。

海水浴シーズンが終わった後、そして次のシーズンが始まるまでは、風が強い日であっても、波の高い日であっても、耳が千切れそうになるくらいの寒い日であっても、常に、真夏の海水浴場を想像してトレーニングを行っています。

ライフセーバーには、本当の意味でのオフシーズンはありません。

 

「ライフセーバーによる SNS RELAY投稿」企画

では、災害に対して私たちライフセーバーにできることはあるのでしょうか。

自然に対して人間はちっぽけで、できることは限られているかもしれません。しかし、私たちが経験してきたことを無駄にしないために、ライフセーバーに今できること、災害が起きる前に日頃から備えること、私たちにできる防災・減災について、SNSを通じて発信しようと考えました。

「ライフセーバーによるSNS RELAY投稿」企画では、FacebookやInstagramを利用した、リレー投稿として様々な方の目に触れてもらえたらと考えています。

家具を固定することや飲食料の備蓄、避難経路の確認を平時に行っておくことが、自分自身、そして大切な人の命を守ることに繋がるかもしれません。いつ起きるかわからない災害に直面した時に、準備しておけば良かった、未然に防いでおけば良かったという思いを、1つでもなくしてもらいたいと思っています。

ライフセーバー同士はもちろんのこと、SNS投稿をご覧になる、家族・友人・会社の同僚・どこかで繋がった人まで、全ての皆さんに、具体的な防災・減災の行動を起こしてもらうことを切望しております。

「ライフセーバーによるSNS RELAY投稿」企画
3月3日よりスタート
FacebookやInstagramを利用してリレー投稿します
日頃の防災対策をぜひ紹介してください!

 

皆さまからのご支援が
水辺の事故ゼロへつながります

皆さまからのご寄付はWater Safety教育の普及事業などに活用します

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