■ 私の想い 2021.3.1 ■
参議院議員 国土交通大臣政務官
朝日健太郎
自然災害から国民の生命と財産を守り、安全・安心な暮らしを確保することは、国土交通省が最優先にとりくむべき課題の一つです。
東日本大震災から10年の節目に、改めて海辺の安全対策を共有し、津波への備えの充実を図ってまいります。特に、海辺における津波防災・減災に向けては、ハード整備にとどまらず、あらゆる関係者によるソフト対策が必要不可欠です。これまでも貴協会には多大なご協力をいただいており、昨年6月には、気象庁との連携により津波警報の視覚的伝達方法として「津波フラッグ」の取組を始めていただきました。過去ビーチスポーツに携わった私自身としても、ライフセーバーの仲間と海辺で活動する1人として関わってきたなかで、こうした常日頃の関係者間の情報共有や連携体制の構築がいざというときの備えとして大変重要だとの思いを強くしてきました。
地域と連携し海辺の安全を守るライフセーバーの方々による率先避難者の考え方は、一刻を争う状況において「いのちを守る」大事な行動であると考えています。率先避難のため「日常的に予防対策を講じる」ということは、的を射たご指摘であり、ハザードマップや避難場所の日常的な確認、「津波フラッグ」の一層の周知など国土交通施策との連携が図られるよう私も強く呼びかけてまいります。
国民の皆さんの安心安全な水辺空間作りに向け、ウォーターセーフティーに代表される貴協会の理念の実現を共に推進していく所存です。貴協会の益々のご発展を祈念いたします。
国土交通大臣執務室前に掲示されている津波フラッグポスター
政務官室では津波フラッグを掲示しています。
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<元バレーボール・ビーチバレー選手の朝日健太郎議員とは、ビーチゲームス日本招致プロジェクトでご一緒させていただいております。>
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皆さまからのご寄付はWater Safety教育の普及事業などに活用します