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私とライフセービング

Vol.13 – 高野 絵美 / Emi KONO

2020.12.15 (Tue)

都会で生まれ育った私の人生は、海辺に校舎がある大学へ入学すると一変しました。ライフセービングクラブの新入生勧誘で、赤いゴムボートが荒波を越えてレスキューに向かうオーストラリアのビデオを見てから、あっという間に31年が経ちました。
指導者に出会い、資格をとり、仲間ができ、楽しくて、知れば知るほどライフセービングに夢中になりました。私がやりたいから漠然と続けていたライフセービング。私は誰かの命を守る事ができるかもしれない…なんとなくヒッソリ根付いていた浅はかな慢心は、ある日、私が心肺蘇生を行った方が帰らぬ人となった出来事で、ライフセービングをやり続ける決意に変わりました。

思い切って指導員資格をとり、今は命を守る事、つなぐ事の大切さを伝える活動に力を入れています。年齢とともに関わり方も変化していますが、ライフセービングは「人と人が支え合う事の大切さ」を実感できる私のライフワークになりました。
失わなくてよい命を守り、つなぐために、多くの皆さんへ水辺で安全に楽しく過ごす方法を知って欲しいです。ライフセーバーが増え、さらにライフセーバーからたくさんの人々へWater Safetyが広がれば、水辺の事故は必ずゼロに近づきます。そして、命を守り、つなげることが出来る人々が増えれば、思いやりあふれる社会になると信じています。水辺の事故ゼロをめざす事業を展開するために、まだまだ活動資金が必要です。ぜひ日本ライフセービング協会へ寄付をお願いします。

高野 絵美
Emi KONO

公益財団法人日本ライフセービング協会/理事/広報室長
JLAインストラクター
東海大学清水校舎ライフセービングクラブLOCO卒業
静波ライフセービングクラブ 所属

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